家のお掃除で毎日のように掃除機をかけていると思いますが、掃除機だけでは床の埃はとても、黒ずみ等の汚れは取れないし、よく通る場所ほど艶がなくなってきます。
いつまでもピカピカ光るフローリングにしておきたい!
なんて思った事はないですか?
ありますよね。
そして、そんな時に真っ先に思いつくのがワックス。
ワックスさえ塗れば、床の艶がでて、コーティング作用で汚れも付きにくくなる」と多くの方が思っています。
そして、そんなワックスもホームセンターに行けば売ってるし、今はお手軽にシートタイプのワックスもあり、簡単に塗る事が出来るようになっています。
ですが、ワックスはやってはダメです!
そんなワックスですが、テレビのCMの様に簡単に輝く床になるわけではありません。
というのも、一般的にワックスと呼ばれるものはそもそも樹脂を床材の上に薄く塗り固める事によって床材の保護と光沢を出す事が出来るものです。
ですが、
一般の方がワックスを塗る場合ほとんどの方が床の汚れを取らずにワックスを塗ってしまいます。
そうするとどうなるかというと、
汚れや埃をワックスと一緒に塗り固めてしまう事になります。
すると、黒ずんだ床のまま掃除をしてもワックスと一緒に塗り固められた汚れは落ちなくなり、汚いままになってしまいます。
そして、もうひとつよくある失敗がワックスを乾く前に触ったり踏んだりしてワックスにカタ(触ったアトや踏んだアト)が付いてしまう事です。
コレと同じで、綺麗にワックスを塗布しないとムラが出来てしまう事もあるので注意が必要です。
なので、簡単に保護が出来て艶が出せると思われているワックスは実は汚れを塗り固め、床に塗りムラを付けてしまう可能性があるモノなのです。
なので、ご自身でワックスを塗るのはオススメしません。
プロの手による洗浄、除塵の作業をしてからでないとワックスは塗らない方が良いでしょう。