少しずつ風が冷たくなってきたこの季節、年末がもうすぐそこまで来ています。
そんな中、お掃除の依頼で増えるのが
「レンジフード」です。
一昔前までは、簡単に取り外すことが出来る羽タイプの換気扇が主流でしたが、
今はレンジフードが主流になりました。
*一昔前によく見た「羽タイプの換気扇」です↓
なので、今までは「お父さんが年末大掃除の時に頑張ってくれていたのよ・・・」と言っていたのが、最近では構造がややこしくなってきたので業者がするように変化してきました。
中には頑張ってご自分でレンジフード清掃を試みた方もいるのですが、私がお客様から聞いた話ですが・・・
お客様(50代女性)がレンジフードからドラムを取り出す際に油で固まっていたのか、なかなか外れず、力を入れて外した時に勢い余って下にあるガラストップコンロの上にドラムを落としてしまい、ガラストップが割れてしまったとか・・・修理代は〇万円・・・
この後、ご自身での清掃を諦めてお掃除を依頼されたそうです。
これは特殊な例だと思いますが、高所の為作業時に怪我をする事もあるし、長い間清掃されていなければ油が固まっていることがあるし、慣れない方がフードやドラムを外すと壊してしまう恐れもあります。
そして何よりも、レンジフードで長年こびりついた油汚れは市販の洗剤ではなかなか落ちません。
TVや雑誌でさまざまな方法も紹介されていますが、年末の忙しい時期にごてごての油汚れのついたレンジフードを外し、さらに長時間漬け置きし、元通りに復旧するという手間を考えてみて、それでも節約すると言う方はチャレンジしてみてください。(プロからみてもご自身でされる方は凄いと思います。)
では、ここでレンジフードの清掃時期と言うのを考えてみたいと思います。
プロの視点から考えると1年に1回はしたほうが良いと思います。
なぜかと言うと、レンジフードの汚れは清掃すれば10年経っていても新品に近いくらい綺麗になると思われている方もいるかもしれませんが、実際はそうではありません。
汚れによって素材が劣化(腐食、変色、変形)したり、可動部分(モーターや軸受)に負担をかけ寿命を短くしてしまいます。
なので、定期的な清掃で汚れが劣化を促進する前に綺麗な状態を保つことが大切です。
ですが、諸々の事情から毎年は難しいと言われる方が多いのではないでしょうか?
そこで、レンジフードのチェックポイント5つあげていきます。
1.レンジフードから油が垂れてきた・・・
2.レンジフードの音が大きくなってきた・・・
3.レンジフードのフィルターが油で目詰まりしている・・・
4.レンジフードの外側が油でベタつく・・・
5.スイッチを入れても動かない・・・
以上がレンジフードの清掃時期を見極めるポイントになります。
この中の一つでも気になることがあれば一度清掃をした方が良いと思います。
ちなみに、清掃をしないと・・・・
・レンジフードから油がたれて来てコンロの火に引火して火災に・・・
・レンジフード内のドラムに油がこびりつき、モーターに負荷がかかり、故障の原因に・・・
・レンジフードフィルターが目詰まりで排気できず、一酸化中毒に・・・
・レンジフードが油でベタつくと、塗装が油で劣化し、塗装が剥がれて見た目が・・・
・レンジフードのドラムケース内に油が溜まり、ドラムが回らなくなって故障の原因に・・・
これは全て今までに本当にあったトラブルです。
そこまで汚くは無いと思いますが、一度ご検討下さい!
レンジフードの清掃依頼は→コチラ!