「カビをとるには洗剤ではとれません!」とお伝えしたっきりになっていました。
そこで、今回はカビの話をしたいと思います。
眼には見えませんが、空気中には沢山のカビの胞子が飛んでいます。
なので、湿気と適度な温度、栄養がある場所ではすぐにカビが出てしまいます。
その代表的な場所が浴室のような水廻りですね。
カビは洗剤で落ちないとは言いましたが、洗剤によってはカビを死滅させることはできます。
ですが、カビには色素があり、ゴムやシリコンの中にまで入り込んで色が残ってしまいます。
なので、洗剤では取れないとお伝えしました。
そんな水廻りのカビをとるのに一番適しているのが塩素系漂白剤(カビキラー 等)です。
この塩素系漂白剤の主成分である「次亜塩素酸ナトリウム」には、漂白、殺菌作用があるのでカビの細胞を死滅させ、カビの色をおとす事が出来ます。
ですが、浴室やサッシ廻りにつく黒カビにはこの次亜塩素酸ナトリウムでもとる事が出来ないものがあります。
何故かというと、カビは長期間放置するとゴムやシリコンの奥に入り込んでしまい、完全に除去できなくなります。
ですから、カビ除去、対策はこまめにする必要があります。
では、普段の生活ではどういった事をすればいいかと言うと
「換気・清掃」です。
先ほども書きましたが、カビの発生の原因には
「湿度・温度・栄養」この3つの条件が大きくかかわっています。
なので、この3つの原因を取り除くことによってカビの発生を抑えることが出来ます。
まず、換気ですが
・窓を開ける。
・換気扇をつける。 等
比較的お手軽なのでやってください!これで湿度と温度をカビの発生を抑える事が出来ます!
次に、清掃です。清掃については
コチラのページを参考にしてください。
水廻りは、食事を作る場所であったり、手や体を洗う場所など健康とは切り離せない大切な場所です。
カビのように「ついてしまってからとれない!」と同じように、病気になってから「治らない!」なんてことになる前に予防しませんか?